
昨晩ははるちゃんが泊まってくれていた。相変わらず熱が下がらず、解熱鎮痛剤が切れると39.0度まで上がってしまう。加えて、鎖骨が強烈に痛む。夜中、あまりの痛みに耐えられず、モルヒネを服用した。朝も39.0度の熱があり、心配した母が予定をキャンセルして駆け付けてきた。
3人で朝食をしながら、がんセンターに電話をかけると、たまたま当直が入院中ずっと診てくれていた小島先生だった。私の今までの経過を知っている先生なので心強い。ここ1週間の症状をおおまかに話すと、肺炎の可能性があるので、入院の準備をして病院に来るように言われた。
まさか、と思ったが結果入院となった。レントゲンに写る白い影や血痰、血液検査の結果から、肺が何かしらの炎症を起こしていることに間違いないと言う。抗生物質を点滴で投与し、抗がん剤治療が早く再開できるよう、集中的に治しましょう、とのことだった。しかも入院期間は1週間〜10日の予定。ちょうどお花見シーズンと重なる。最高潮にがっかりな気分で病室へと向かった。


Ayaka Morohoshi諸星 文香
1980年10月14日東京都生まれ。フリーランス。カナダの大学を卒業後、不動産開発会社や旅行会社の勤務を経て、2011年より世界の素敵なホテルを厳選した宿泊予約サイト「Tablet Hotels」に従事。現在は都内でパートナーと2人暮らし。
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